読みかえすたびに、
この時間が自分たちにあったことを切なく大切に感じます。
一年に一回更新することを繰り返して、
十何年と過ごしてきました。
皆さんにも、
伝わりきれない変化や事柄があったと思います。
俺らにも、それらはありました。
5年ほど前から、
「今年で最後かな」
「次は無いかな」と思いながら、
「これで最後かな」と書き続けてきました。
そのたび、このブログに書きつづった言葉や、
それに寄せられた皆さんの言葉を読みかえして、
「ここに俺らが帰ってくること」
それこそが、
顔も見えない俺らを信じて支えてくれた皆さんへの、
「俺らが俺らであることの証明」であると思っていました。
「12月になると、俺らはここへ帰ってくるよ」
どんなふうに俺らが変わっても、
あなたがたがどんなふうに変わっても、
「12月にはここに帰ってくる」
それは低空飛行部の約束でした。
その約束を、
今年で、
永遠にさせてください。
俺らは変わってしまいました。
けれど、
このブログを書いていた頃の自分を、
俺はあなたがたに覚えていて欲しいのです。
それだけを、
多分、美しく覚えていて欲しいのです。
このブログで出会ったあなたがたを、
俺らが美しく覚えているように。
さようなら、みなさん。
捧げきれない感謝を。
ありがとう、みなさん。
低空飛行は、もう終わりです。